さくらを贈る ── 東山荘にて
2013.03.18 Monday | 作品展
こみ上げて来る
数えきれないほどの
おもいを胸に
自身の器に丁度良く盛る ──
和紙の色
和紙のカタチ
和紙の香り
さくら色の贈り物たちが
うららかな春の日の風景に
溶け込む様を
あたたかく表現 致します
山崎川のさくらを
ゆっくりと眺めながら...
時代を超え 伝統美育む
東山荘へ
是非 お立ち寄り頂け
ますように ...
さくらを贈る展 協力
竹林紀子 中川清美
久野育子 山田早苗
堀田綾子 熊谷啓子
和田麻生 岩瀬理絵
中島真理子
wrapping コーディネーター 32名より
作家
書家 服部 青昌
和紙スィーツ 作家 倉美紀
写真家 太田 昌宏
紙
土入り和紙 和紙作家かのうご夫妻より
和紙 ・洋紙 ─── 紙の温度より
東山荘 ───
東山荘は綿布商 伊東信一氏により
名古屋市に遺贈された氏の別荘です
伊東氏は 茶道の好みを生かし
山崎川沿いの丘陵部に
大正初期より 十年余りをかけ
この別荘を造りあげました
東山荘の名は 「 伊東氏の山荘」
という意味で 氏の命名によるものです
東山荘は 国の文化審議会で
登録有形文化財として
文部科学大臣に答申された
由緒ある 建造物です
一階には現在では 再現出来ない
「波打ちガラス」
二階は清水寺の舞台に見られる
「懸崖造 」
和室 ─── 舞台造の縁側に
さくら 友禅の贈り物を
和室 ─── 琵琶台
さくら和菓子を贈る
倉美紀氏と共に...
東山荘にて表現致しました
和の室礼を
様々な装いを
春の日の贈り物たちの趣を
どうぞ お愉しみ 頂けますように...
東山荘作品展 ── 春を包むより